命日のマナー

2017年12月5日

祥月命日とは

命日は、故人の亡くなった月日のことです。毎月の命日と同じ月日を「月命日(月忌)」という言い方をしますが、毎年めぐってくるその同じ月日のことを「祥月命日(しょうつきめいにち)」と言います。

月命日は、祥月命日以外で、日にちが同じ日ということになりますから、年に11回という回数です。

【祥月命日とは】

祥月という言葉を私達はあまり使用しないため意味が判らないという人たちもいるでしょう。 祥月とは、故人が亡くなり、一周忌以降の、亡くなった月のことをさす言葉です。「祥」にはもともとおめでたい意味があり、儒教では亡親祭りの時に用いたりする言葉です。祥月は正忌月のことで、 正月(しょうつき)と書いてもいいのですが、実際に正月というものがあるので間違えやすいということで、亡くなった月は祥月と呼ぶようになりました。

中国の儒教において、先祖がお亡くなりになり十三月目の祭りは「小祥忌」といい、十五月目の祭りは「大祥忌」といい、その「祥」をとったと言われています。

貴族の間では、既に祥月命日の仏事は、11世紀には登場していたと言われていますが、庶民の間に浸透したのは、15世紀になってからです。

祥月命日や月命日には、 故人様の好物やお花を供えて供養しますが、祥月命日は、年に一度なので、この日はお墓参りに行くのを決めるのもいいのではないでしょうか。

仏壇をお持ちの方々は、この日、部分部分を綺麗に掃除をする姿勢を持つようにしたいものです。 供物やお花は仏壇に供えることが一般的とされていますが、仏壇がない場合、影写真や位牌に供えるというのも方法としてあります。

【祥月命日をどのように過ごせばいいのか】

故人がお亡くなりになって、毎年の祥月命日には、故人を思い出して、偲び、冥福をお祈りしてあげてください。お墓参りに行くのものOKですし、仏壇に手をあわせて、 故人の好きだった食べ物やお花をお供えします。家族全員で供養をしてあげましょう。

また、とても仲のいい友だちだったという場合では、故人のお宅へ連絡をして、御仏前にお供えをもってお線香をあげさせてもらったりすることもあります。仲の良かった友だち同士が集まり、生前のお話しを仏壇の前でしたり、写真を見たりして故人を偲ぶことも、大いに供養の意味があります。

祥月命日には、特に仏壇の普段はあまり掃除しないような部分まで、仏具の専用洗浄剤や艶出し剤など使用して、掃除してあげてください。仏間から仏壇、仏具などを全部取り除いて、“鳥の羽のはたき”などを使って、ホコリを丁寧に取り払って、 あとは、洗浄剤などで綺麗に隅々まで拭きとって、最後は、3年一度程度は、ワックスをかけたりもしてみましょう。

一周忌や、三回忌、七回忌、十三回忌と言った節目の年には親族や、お世話になった人たちを招き法要を営みます。三回忌あたりまではお世話になった方々、故人の友人などを招いたりすることが多いですが、 七回忌以降は親族のみだったりと、段々と招く方々が変わるケースが多いようです。